4/29(日)に行われたD-SPIRAL21の観戦レビュー。

選手は北海道全域、札幌はもちろんのこと、函館・室蘭・釧路からも参戦し全6試合。

中央GRACHANへの切符にも繋がるD-SPIRALへかける真剣な男たちの思いが伝わる、熱い戦いを振り返った当レビューを読んで、当日の興奮を感じてほしい。

《第1試合 D-SPIRAL ミドル級 5分2R》

黄龍(覇王家龍)
VS
〇HAYATO(BIF)
判定3-0

 

1R

序盤、探り合うようにパンチを打つ両者。ジャブストレート打撃中心の戦いであったが、中盤、HAYATOのローキックが黄龍の金的に入りタイム。

再開後、HAYATOが黄龍をコーナーに詰めて組み合う。

HAYATOが黄龍の首と手首を制して膝蹴り。

黄龍はパンチを振ってこれを振り解き、お互いパンチの打ち合いになったところでゴング。

2R

1R同様、探り合うようなパンチの打ち合い。

HAYATOのローが時折ヒットする。

HAYATOがパンチの連打で黄龍をコーナーに詰めるが、黄龍は脇を差し返す。

すぐに離れてパンチとローの打ち合いになるが、ここで試合終了のゴング。

判定は3-0でHAYATOが勝利した。

《第2試合 D-SPIRAL 72kg以下契約 5分2R》

〇須藤秀斗(棚田道場)
VS
まさ(ノースキングス)
1R 4:44 バックチョーク

1R

須藤がガードを下げたまま、フェイントかけながらアグレッシブにローキックでジワジワと痛めつけていく。

距離を取りながら、まさがパンチからの組み付き、TD(テイクダウン)を狙うが、逆に須藤がTD。

まさ、下からパンチを打ちながらガードワークを見せるが、サブミッションは仕掛けられず。

耐えながら肩を固めようとする須藤。

両者密着したまま立ち上がるも、須藤が再びTD。

すぐにまたスタンドに戻るが、須藤がまさをガブった状態で膝蹴りを入れる。

再度、須藤のTD。

マウント状態で、まさがパウンドを嫌がり、うつ伏せになったところに須藤のバックチョークが入る。

4:44須藤がTKOで勝利した。

《第3試合 D-SPIRAL ウェルター級 5分2R》

飛龍(覇王家龍)
VS
〇布目勇仁(CORE QUEST KUSHIRO)
判定3-0

1R

軽いジャブから布目が速攻で両足タックル。

そのままマウントへ。

飛龍、下から脇を差して頭を抱え込み、密着する。

布目が左のパウンドを側頭部に打ったところで、飛龍がマウントを取る。

しかし、布目がマウントを取り返す。

再度、飛龍がバックグラブからリアネイキッドチョーク(RNC=スリーパー)を狙うがバックキープできず、横にずり落ちる。

ガードの中に入った布目がパウンドを落とすと、飛龍は嫌がってうつ伏せになる。

布目、バックからパウンドを入れながらRNCを狙うが、飛龍は腰を上げて布目を振り落として脱出、スタンドへ。

布目、飛龍をがぶって引き落としてバックへ回りRNC狙い、そしてマウントへ移行してパウンド。

この後、布目がバックを奪ってパウンド、RNC狙いの展開が続くが、ゴング。

2R

積極的にパンチで前に出る飛龍に、布目が片足タックルからマウント奪取。

飛龍はブリッジで逃げようとするが、サイドで抑え込まれる。

布目は袈裟固めに移行して左のパウンドを落とす。

飛龍ブリッジで返すが、すぐにガブられてパウンドをもらう。

タイムアップとなり、終始有利なポジションで攻め続けた布目が判定3-0で勝利した。

《第4試合 D-SPIRAL KICK 70kg以下契約 3分3R》

ロメル(BIF)
VS
〇辻航平(HAMA)
2R 1:38 TKO

1R

ロメルのパンチに辻がローを合わせる。

その直後、ロメルの右フックで辻がダウン。

再開後、お互いのパンチ、キックが交錯し、アグレッシブな打撃戦が続く。

次第に辻が足を使って距離をとり、長いリーチを活用してローやカウンターの膝を当てていく。

辻のローにカットした足を持っていかれ、体勢を崩すロメル。

ここぞとばかりに辻がローの連打でロメルからダウンを奪う。

これで互いにダウン1回ずつ。

2R

遠い間合からのローで距離をとりながら、入ってくるロメルにパンチを当てる辻。

ロメルは首相撲からの膝を狙うが、長身の辻には難しいか。

辻の足払いのようなローで転倒するロメル。

辻が距離をキープしつつ、足の止まったロメルにラッシュをかける。

辻の右フックでロメルがダウン。カウント9で立ち上がったが、ファイティングポーズをとれず。

レフェリーストップ。

2R 1:38 辻がTKO勝利した。

《第5試合 セミファイナル D-SPIRAL フェザー級 5分2R》

〇ジェイソン(JKSジム)
VS
鳥井大輔(ノースキングス)
2R 3:22 TKO(セコンドタオル投入)

1R

互いに間合いを取りながら、キックを出していく。

ジェイソンが間合いを詰め、パンチを打ったところで組み合いになる。

ロープ際でもつれ合い、一度離れた後、再度組み合いとなる。

ジェイソンがTDを狙うが膠着状態となりブレイク。

再度、同様の展開が繰り返されたところでゴング。

2R

開始早々、脇を差してからバックに回ったジェイソン。

TDを狙うが、鳥井も倒れない。

ジェイソンはバックから強引にリフトしてTDを狙うも失敗。

TDをこらえようとして上半身が下がってきた鳥井に、後ろからパンチ、膝を入れるジェイソン。

そこから再びリフトしてからのTDに成功し、マウントをとる。コツコツとパウンドを落とすジェイソン。

鳥井は下からTKシザースを狙うが、ジェイソンは巧く足を捌きながらパウンドを落とし続ける。

2R 3:22 セコンドによるタオル投入でジェイソンがTKO勝利した。

《第6試合 メインイベント D-SPIRAL 59kg以下契約 5分2R》

JUN(BIF)
VS
〇ガッツマン中場(CORE QUEST KUSHIRO)
判定3-0

1R

お互い一進一退の打撃から、JUNがラッシュで中場をコーナーに詰め、フロントチョークの形で絞め上げる。

中場はその体勢から、巧く足を掛けてTDに成功。下から絞め上げるJUNだが、クローズドガードが組めず、極められない。

そこから立ち上がり際に中場がバックに組み付く。

互いに正対して脇を差し合い、ポジション取りの応酬となる。

中場が首投げから袈裟固め、そしてパウンドを落としたところでゴング。

2R

開始から1分程、距離をとってのスタンドの展開。

そこから中場が組み付き、左を差してJUNをロープに押し込む。

JUNがフロントチョーク狙いで大きく背中を反らせると、ロープの間から両者リング下へ転落。

脇腹を押さえて痛そうなJUN。

試合再開後、中場が勢いのある胴タックルでJUNをロープ際へ追いやる。

体を入れ換えたJUNが膝蹴りから外掛けでTDを狙うが、中場が逆に押し潰しTD。

袈裟固めで抑え込もうとするが、足を絡まれハーフガード、更にガードへ。

中場は上からパウンドを落とす。

JUNは三角絞めを仕掛けるが、立ち上がられてスタンドへ。

そこから打撃を打ち合ったところでタイムアップ。

中場が判定3-0で勝利した。